学校給食法は平成21年に食育法と併せて改正をされており、学校給食の目的が子供たちが豊かな人間性を育み、生きる力を身につけていくためには何より「食」が重要であり、知育、徳育、体育の基礎として「食育」を位置づけ食育の推進を求めています。
しかしながら、現在の共同調理場は食育の拠点としては十分な機能を果たしていません。また何よりも大切なのは子ども達に安全で安心、そして美味しい給食をしっかりと提供することです。
現在の共同調理場ではアレルギー食の提供は出来ませんが、移設、建設ができればそれが大幅に改善されます。
最新の衛生基準を満たし、アレルギー専用室を設けるには、今の面積の2倍の面積が必要です、これは、国が示している基準によるところで、けっして過大な積算ではありません。
現施設の改修については、既に民間の設計事務所に委託して調査をしてあります、その結果、増築をせずに大規模耐震補強工事では、事業費は約10億円、工期は12ヶ月で、施設使用可能年数は15年から20年との結果で、なおかつ作業スペースが狭く、使いかって上たいへん問題があり給食の供給数も6000食が限界と試算されています。
もちろん、工期中の12ヶ月は給食は停止致します。